ups and downs

2014.11.29~30　東伊豆を舞台に繰り広げられたOMM JAPAN RACE 　ストレートカテゴリーに参加。
2日間にわたっての最高のイベントは予想を遥かに上回る過酷なレース、でもメチャメチャ楽しい！



今年3月末のイーストウインド ナビゲーション講習会の参加から数えると8ヶ月。直前には装備チェックも兼ねて里山でビバークしたりと準備はしていたつもりだった。
2日間で50km、25km/制限時間9時間なら7kgのバックパック背負って、走らないハイクのペースでも十分だよなぁ〜っと考えていた。まさか1日で40kmオーバーになるとはｗ

スタートの細野高原は丘陵帯でOMM UKっぽいイメージ、天候は雨。まさにOMM Raceのイメージ。



ターニングポイントはすぐにやってきたｗ

スタートから順調にCPを3箇所クリアした後、早速の洗礼。沢にあるポイントCが見つからない。
取付きを沢1本分間違えたのにも関わらず奥まで進み彷徨い続けた。諦めて戻る判断も遅れた。
次は尾根上のポイントD、直前に取りに行ったCよりも容易なはず。しかし、ここでも判断ミス。
ポイント迄の距離を読み間違え、手前で戻ってしまった。Cポイントで彷徨ったことで心理的に突っ込めなくなっていた。
この2箇所で1時間以上のタイムロスと精神的ダメージは、後々まで響く。

その後、林道とトレイルをひたすら進み縦走路のポイントへ。ポイントへ向う意識は徐々に変化してる。



迷う可能性のあるオフトレイルへ突っ込むより、確実なトレイルや林道などを選択するようになっていた。



この時既にCPコンプリートでの制限時間内完走は無理。CPパスしても9時間で戻れるかどうかというところ。
救いはスタートの順番が早かったおかげでポイントの関門時間にはギリギリの線。
ということで制限時間内のフィニッシュでは無く、CP全部回って関門時間内フィニッシュ狙いに目標変更。
彷徨うリスクを避けるため、車道～林道をメインに迂回しながら向かうので時間もかかり、休む時間も無い。
登りは休むことなく、フラット～下りは走り抜け、ヘッデン灯しながら関門時間2分前に滑り込み。

多分、これがその時のボクらに出来るベストの展開だった。記録としては完走にならないリタイヤ。
コレでもういいよね？っと満足したDay1が終了した時点でボクらのOMMは楽しく幕を閉じた。



終わった時は車道や林道が多く、頭に描いていたイメージと異なるので来年はもういいかな？って思ってた。
時間が過ぎ参加者のレポなどに目にすると、車道や林道が多いのはボクらが選択した結果だったんだと気づいた。
リザルトも発表され、2日間ともリタイアという結果を目のあたりにするとジワジワと悔しさも倍増ｗ

今は、来年も開催されればストレート部門でエントリーしたい気持ちに変わってるー
今年より少しでもいいから良い結果を残したい。それなりのアプローチでもポイントを取りにいきたい。
そうなればもっともっと楽しくなれるはず！

もちろん、その時は今回のバディ、アニキと一緒に。
ナビゲーションを任されていたのにも関わらず、ミスを重ねた後は突っ込むことが出来なかった。
そんな時、こっちじゃね？と冷静な一言に何度助けられたことか。ホントに感謝の気持ちでいっぱいです。
トレイルのレースやイベントで何度もトレインを組んでるけど、OMMで共有する時間は比較出来ない程、貴重な時間だった。ホントにありがとうー！


PHOTO BY キョヲヘイ君

CPへのナビゲーション精度上げて直登/激下りするか、走力上げてグルグル回るか、それともEasyにゆるりか。
次回、開催されて参加出来ればどれでも楽しそうだな〜。