ups and downs

11月26日(土)～ 27日(日) 鈴鹿県境稜線上に数あるピークと峠。テントを担いで幾つか繋いでみた。



今回の鈴鹿縦走スタート地点は近鉄 湯の山温泉駅。ココから県境稜線へ上がって時間の許す限り北上。
状況によってはどこからでもエスケープ出来る、フレキシブルなハイクルート。

最初のピークは鎌ヶ岳から伸びる支稜上にある雲母峰。残念ながら展望はないので先を急ごう。



雲母峰縦走路を進み、馬の背分岐を過ぎると白ハゲ。白ハゲ越しに雲母からの稜線が良く見える。



雲母峰の次に訪れるのは岳峠。ココは鎌ヶ岳直下で、右から巻いてピークへ。



おおっ！　今日は歩かない鎌尾根、いつ見てもカッコイイ！



で北側に回って2つ目のピークは鎌ヶ岳〜♪　ココまでで既に４時間経過と予定タイムオーバー。



次は武平峠を超えて御在所岳。どこまで歩こう？いや、どこまで歩けるかちょっと不安。



鎌から武平峠へ下りる道は北側斜面になっており、前夜の雪が溶けずに薄っすらと残ってる。



先日、ガスの中歩いた雨乞岳もはっきり見える。こんな天気ならロストしなかったんだけど・・・



鈴鹿も冬仕度が始まってるんだね。



武平峠まで一旦下り、御在所に向かって登り返すとそれっぽい岩も迎えてくれる。



標高が上がったところで振り返って鎌ヶ岳。こっちからの鎌ヶ岳カッコイイ。



御在所ピークに近づくにつれて、人も多くなり、雰囲気も違ってくる。



ロープウェイからの観光客のほうが、ハイカーより多い御在所岳ピーク〜♪　
これで本日3つ目のピーク。12時も過ぎているのでランチタイム休憩。



観光客のほうが多いこの場所で、大型バックパックを担いでいるのは自分だけ、ちょっと場違い。



というわけで、山上公園まで降りずに国見岳へ向かってショートカット。



ここも北斜面になるので雪残ってる。たくさん人いるのに、この日の踏み跡まったくなし。



国見峠まで降りると県境縦走路。ココからは地味なピークが続くが、まずは国見岳。



県境稜線は、なかなか美しい樹林帯。だけど、ずっと続くのはやっぱりキビシイわｗ



山と高原の地図にも、名前が載っていない青岳に立派な標識。でも地味。



大きな広場がある、根の平峠への到着は14:30。ビバーク箇所に適してはいるがもうちょっと歩いておく。



水晶岳〜中峠〜金山を歩き抜けたが、釈迦ヶ岳はまだまだ遠い。



朝明渓谷にも長〜い影が降りてる。日の短いこの時期は16:00をタイムリミットにしよっ。



ハト峰峠に辿り着いたのは15:55。水場もあるし１日目はココまでにしてゆっくりしよう。



テント設営してから、ゆっくりと静かな時間が流れていく。寒くなく、風もない恵まれた夜へ突入。



テントの中では、翌日のルートをCTと下山口からの交通機関を考えながら何度も何度も眺め、
時間が過ぎて行った。
明日はどこまで歩けるのだろうか。


続く。