ups and downs

2014年5月3日(土)〜14日（日） 南ア深南部 黒法師岳、ササヤブを抜けピークを超えるとササ原の楽園！



寸又峡を基点に大間川の分水嶺をぐるりとテン泊ハイク。
前黒法師岳~黒法師岳〜バラ谷の頭〜蕎麦粒山〜沢口山とかピークも多いけどアップダウンは少なめ。
ササ原の楽園が破線無しのバリルートになるのでハイカーも少なく静かに歩けるルート、でもちょっとロング。

トンネルの向こうはどうなってるんだろうとか考えるとテンション上がるよね。



ま、でも特別変わることもなく登山道へ取り付き、急登を詰め集落跡を抜けていく。雰囲気いい。



ピーク手前からは残雪が残っており、深くは無いけど踏み抜く箇所もちらほら。
ソックス濡らしたくないのでゆっくりと前黒法師岳！



一旦、標高を下げると笹尾根になり、ヘリポートへ。黒法師〜バラ谷の頭　まだちょっと距離ある。



段々とササがやかましくなってくる。踏跡なのかケモノ道なのか判らないけど突っ込むよ。



でもね、ピーク直下のササヤブは心折れる。進めない、脚擦れる、ルート探すの繰り返し。



ピーク直下の1kmに1時間…。生足傷だらけになりながら黒法師岳ピーク〜！



おっしゃ〜！　目の前に見えるバラ谷の頭は明日にして、黒バラ平で幕営地探し〜



結構なササヤブの急登を転げ落ちないように降りると、ササ原の楽園、黒バラ平！



あぁ〜、気持ちいいね。



バラ谷の頭側のコル近くの平坦地に陣取った。一番乗り〜！　この日、この場所でテントは4つ。
同じルートを歩くハイカーさんとご飯食べたりしながら、だらだらと流れる時間は最高！



2日目は1日目よりも距離が長いため、朝もゆっくりはしていられない。
日の出とともに起きてスタート。太陽を肩に従えた黒法師岳を背にひと登り。



30分ちょっとでバラ谷の頭～！フジヤマとの並びはなかなかカッコイイ。



ここから、ササ原の広くうねった尾根が続く。



アップダウンも殆どなく快適なトレイル。



トレイルとはいえ、はっきりとした踏跡はなくケモノ道に引っ張られる。



房小山を超えると尾根も細くなり、ルートも分かりやすい。



エスケープルートとなる千石沢へも降らず、そのまま尾根伝いに進む。



高塚山への分岐、三ツ合山周辺は再び笹原。ここまで来るとハイカーが一気に増えてほっと一息。



登山口にもなっている山犬段！ココへ12時目標だったけど、1時間以上の貯金が出来たのでランチタイム。
ここでハイク完了でもいいのだが、寸又峡への交通機関は無いのでもうちょっとハイキング。



アカヤシオ越しの黒法師岳を眺めながら



快適なトレイルを歩く。こちら側は走って楽しめそう～



最後のピーク沢口山でコーヒータイム。



大ミズナラに逢いにまた来るね ！



緩い下りとか気持ち良過ぎてうっかり走っちゃうw 　寸又峡へおりてラウンド終了！



黒法師直下のササヤブ急登以外は、アップダウンも少なく気持ち良かった～
ササ原が1時間以上延々と続く、バラ谷の頭～房小山間は特に気持ちいい！
山と高原地図では破線すら付いていないこの区間を迷わず歩けるなら是非歩くべき。
寸又峡から入ると深いので体力もいるし、小屋も無いので幕営も必須なので静かなんだよね。

去年、大無間山で初めて深南部に足を入れたが、この山域もっともっと歩きたい。次はどこ？