ups and downs

4月10日（日） 残雪期に突入した赤岳は春の日差しで優しく迎えてくれた。



美濃戸口からの歩きは南沢ルートで行者小屋。文三郎道をハイクアップして赤岳ピークへ。
下りは地蔵尾根の予定だったけど、ピストンに変更して帰還。

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4月になり、美濃戸までの林道もかなり雪溶けが進んでいる。
日の当たらない箇所はツルツル仕上げの深い轍もいっぱい。この日もスタックして林道を塞ぐ車が・・・

こんな乗り物であれば怖い者無し！



緩やかに南沢ルートを進んでいくと、突然目の前に大同心が飛び込んでくるこの瞬間が堪らない。
今日も青い空が眩しい！



と1時間半弱で行者小屋へ到着。アイスなクライマー達はココで準備を整えているのがカッケェ～な。

見比べると貧弱な装備・・・なんなのこの違い。



ゆるなハイカーは文三郎道が精一杯なので真っ直ぐ行きますよ。まずは樹林帯へ。



樹林帯を抜けると、クサリの一部が露出した箇所へ。ココは鋼製の階段の場所だよね。
常にハァハァしながら高度を上げます。



前を歩いている人が見えるとなんとなく安心感。分岐まではあと少し！



夏でも冬でも阿弥陀さまはかっこいい！　未だ未体験なので夏には是非ピークを。



雪が付いていないところもかなりあるが、氷化してる箇所もあり気を抜かずにこっち側へ。



あの向こう側に核心部があったはず。辿り着くまでは結構ビビってますｗ



ぬおおっ。良かったクサリいっぱい出てます。雪も閉まってアイゼンも効くのでホッ。



夏より歩きやすいんじゃね？と思いつつ急がず一歩一歩前へ。



キレットへの分岐に無事辿り着き、もうピークかぁと油断すると・・・
トレースに忠実に山頂直下のハシゴを使わず岩を巻いた箇所が本日の核心部。素直にハシゴ登れば良かった。

そして、赤岳ピーク～♪



頂上山荘前からの横岳～硫黄岳～天狗岳眺めてみると気持ちぃぃ〜♪

が・・・少しガスが上がり、風も吹き始め・・・

ココで地蔵尾根を目指そうと思ったんだけど・・・なんかちょっとイヤな感じｗ
時間帯が悪いのか、文三郎道に比べコッチ側を歩いている人が少ないというか見えない。

まぁいい、ピストンにする。ゆるなハイカーは決断も早く、ナイフリッジを回避な方向。



で文三郎道を下りる訳ですが、常時下を見ながら歩くので結構な高度感。
さっき歩いたばかりなので安心感もありますが、慎重に。



ココまで下りてこればもう安心。ようやく昼飯を流し込む。



あとはダラダラと美濃戸口まで。



この日は、本来別の山へ良く予定で車を走らせていたのだが、高速JCT を間違え東海北陸道ではなく
中央道を走っていたｗ　　　　というわけで歩きたかった赤岳に急遽行き先を変更したのだ。

もう少し雪がある時に歩きたかったけど、ソールの張替えやらテンションが上がらぬままで残雪になってしまったけど春の日差しに包まれて満足な１日！